■マンドリン・リックの使い方(5)〜Gリック[中編]
キーGの終止形パターンを中心にスタンダードなものから応用テクニックまでのGリック一例です。
今回は中編。後半にいくにつれ、難しいものも出てくるかもしれません。
それでも、「1日3回ずつ各フレーズを弾く」など、自分でテーマを決めて練習を続けてください。
継続は力なり、です。
ある日、突然あのフレーズが・・・なんてことが、起こり得ます。
リック11 【サウンドを聴く】
3連符を使ったモンロー・スタイルの終止形です。
タイミングが難しいので、セッションなどで自由に使えるようになるまでは時間がかかるかもしれません。
リック12 【サウンドを聴く】
最初の音は薬指から始まります。
この後に続くコードがCかGの時に有効なフレーズです。
リック13 【サウンドを聴く】
モンロースタイルの終止形です。
ハンマリング・オン、プリング・オフがきれいに鳴るように練習してください。
リック14 【サウンドを聴く】
トレモロのパターン。
スローなナンバーではもちろん、ミドル・テンポの曲でもこのフレーズが使えるくらいにしておくと便利です。
リック15 【サウンドを聴く】
2弦はずっと人差し指です。スライドさせるように、その人差し指をずらしていきます。
途中で音が途切れないようになるまで練習しましょう。
リック16 【サウンドを聴く】
先ほどのリック15の開始弦を変えたパターン。
動き方はまったく同じです。やはり、途中で音が途切れないようになるまで練習しましょう。
リック17 【サウンドを聴く】
終止形としても使えます。
ダウンピッキングをするところ(特に8分音符、第1、3音目)で、アクセントをつけると速い曲では映えます。
リック18 【サウンドを聴く】
速く弾いたときに、指がもつれないように気をつけて下さい。
指がポジションを探しているうちはまだまだ練習不足です。
リック19 【サウンドを聴く】
高いポジションからの移動です。
クロマチック奏法の動きを利用し、開放弦を弾いている隙に、一気にロー・ポジションに戻っていきます。
|