■マンドリン・リックの使い方
リックとは、フレーズのカケラ。
いわば、自分の中の音の引き出しのようなものです。
スケールが「あいうえお・・・」のような語であるなら、
リックは「パパ」「ママ」のような単語ひとつひとつだと思ってください。
ここでは、基本的なリックの使い方を学習していきます。
まずは、以下の3つのリックをそれぞれ覚えてください。
リック1 【サウンドを聴く】
リック2 【サウンドを聴く】
リック3 【サウンドを聴く】
ここまで、それぞれのリックを学習できましたでしょうか。
それぞれのリックは、もちろん単独で使うこともできます。
慣れてきたら、スライドやプリング、ハンマリングなどを入れてみたり、ちょっとしたワザを自分流に入れてみてください。
それでは、この3つのリックをつなげて弾いていきます。
キーがGの場合の最後の4小節をイメージしてください。
リック1 to 3 【サウンドを聴く】
上記のフレーズを覚えたら、例えば、『Used To Be』をキーGでやっていると想定して、
このフレーズを最後の4小節に入れ込んでみて下さい。
ちょっとしたビル・モンロー風なサウンドになっていきます。
最初に書いた通り、リックは言葉のようなもの。
「あのミュージシャンがよく使っている、あのフレーズ!」
と、ピンときたら、コピーしてください。
おそらく、時間にして2秒もないフレーズかもしれません。
自分の中でカッコいいと直感したフレーズをたくさん仕入れて、メロディーの中にどんどん入れていく練習をしましょう。
使い始めて数ヶ月もすれば、自分のものになっていくと思いますよ!
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