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どうやったら上手くなる? |
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どうやったら上手くなる? 【3. プレッシャーをかけて早く上達】 |
■ 長期で練習し続け、上達るするために・・・
人間誰しも誘惑には弱いもの。
さて、今回はその誘惑をも利用して上達する練習方法を☆
といっても、さして難しいことはしないんですが(^-^;
要は、常に自分自身にプレッシャーをかけていくと効果が出てくるそうです。大きな目標を達成するために小さな乗り越えられるだけのハードルを設定してあげると良いことは知られています。
人は目の前にあまりに大きな障害物があると、最初からやる気がなくなります。楽器を始めた初心者にいきなり難しい曲の楽譜を渡しても挫折するだけです。
焦らず、徐々にステップアップしていくことが大切ですよね。比較的弾きやすいフィドル・チューンなどから曲を覚え、お気に入りのミュージシャンのフレーズを真似したりしてテクニックを磨いていって、数年後に憧れのミュージシャンの曲を弾けるようになった方も多いのではないのでしょうか。
では、具体的なステップアップ練習法!
といっても、軽いハードルを作る程度のことなんですが。
・このフレーズが弾けるまで、ビールを飲まないぞ!
・次の4小節を確実に覚えてから休憩だ!
・まずは曲の流れを把握してからおやつタイム!
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など、ちょっとしたガマン・ルールを作ってください。小さいルールや15分でできるくらいの目標を立て、そこに思い切り集中します。できれば、眼の前におやつやおいしそうなコーヒー、買ったばかりの雑誌や本、ゲーム機などなど、魅力的なものを置いておくと、より効果的です。
ではさっそく、今日から実践してみてください。
おいしいコーヒーが冷めないうちに、ビールが温くならないうちに目標を達成させてみましょう! |
発想や言い方を変えてみるのも効果があるようです。
「貯金をしたいなぁ」と思っている人たちに対して、こんな実験をしたそうです。被験者は、Aのアドバイスをしたグループと、Bのアドバイスをしたグループに分けられました。
A・今月から給料の2割を貯金に回して下さい
B・今月から給料の8割で生活してみてください
どちらも言っている内容は同じなんですが、Bのアドバイスを受けた人の方が「実践できそうだ」と思った割合が高かったそうです。
音楽生活でも同じ発想ができるものはありますか?..._〆(゚▽゚*)
長期的に大きな目標を持つことは良いそうです。
では、僕の方から広島人らしく、こういうエピソードを。
毛利元就が13歳の時、家来たちと一緒に厳島神社へ参拝へ出かけた時のこと。本殿で参拝を終えた家来に少年・元就は尋ねました。
「お前は、何を祈ったのじゃ。」
「は。私は殿が安芸国で一番の大名になるようにお願いいたしました。」
「それは情けない。俺は天下を取れるようにと、願ったぞ。」
「なんと・・・。」
「良いか、天下を願っても、生涯に実際に平定できるのは安芸一国、良くて中国地方だけであろう。安芸一国の平定だけをを願うようであれば、小さな領地の主で生涯を終えてしまうものじゃ。」
これを聞いた家来たちは元就に対して、より一層の忠誠を誓ったそうです。
ご存知のように、毛利元就はその後、約60年をかけて近隣諸国を従え、九州北部から中国地方を平定し、天下を狙えるほどの大大名へと成長していきます。
皆さんも音楽生活を長期目標&夢をもって取り組んでくださいね!(*o´∪`)o
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