■バッキングの基本(3) - 3拍子
今回は3拍子のバッキングについてです。
ワルツ曲などでよく使うバッキング・パターンを学習していきます。
まずは基本的な3拍子のパターン。
バッキング・パターン(1) 【サウンドを聴く】
1拍目にアクセントをつけ、音は後の2拍よりは長く打つイメージです。
2拍目、3拍目は、短くスタッカートで音を切るイメージで。ブラッシングに近い雰囲気で弾く場合もあります。
「ツーカッカッ、ツーカッカッ」という感じでリズム良く弾きます。
バッキング・パターン(2) 【サウンドを聴く】
1拍目と3拍目だけを打つパターンです。
1拍目は2分音符ですから、長く音を残すようにぎりぎりまで左手は押さえておくのがポイントです。
3拍目は上記パターン(1)と同じ要領で短く音を切るイメージです。
曲によって、あるいはパートによって使い分けると良いかもしれません。
この3拍子も慣れてきたら、曲に合わせてコード・バッキングができるように練習してみてください。
スタンダード・ブルーグラスであれば、ほとんどの曲はこのパターンでクリアすることができます。
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