■マンドリン・リックの使い方(2)〜覚えたリックの有効活用
前回のマンドリン・リック3パターン、もう身につけられましたか?
途中で気付いた方もおられるかも知れませんが、このパターン、一切開放弦を使っていません。
「今日はのどの調子が良いので、1音上げて歌ってみたい。」
と、急にバンドのボーカルが言い出したら・・・。
こういう時にこそ、前回やったような、開放弦を使わないリックが活躍します。
前回の「リック1 to 3(ページ下部)」をブリッジ側に2フレットずらして弾いてみてください。
スタートは、3弦の4フレットからになります。
書き直したものを、下に示しておきますね。
リック1 to 3 転調版 【サウンドを聴く】
このように、いともカンタンに転調できます。
E→F#→Bという進行にしたければ、上記楽譜の動きをさらに2フレット、ブリッジ側にずらして弾いてみてください。
さらに、この楽譜、4弦をまったく使っていません。
せっかく覚えたフレーズですから、これも有効活用します。
では、この動きを4弦の4フレットから始めてください。
G→A→Dという進行になります。
せっかく覚えたリックですから、他で使える場所はないか、工夫してみてください。
その時、どのキーで今、自分が弾いているのかを意識できればさらに良いでしょう。
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