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映画の中のブルーグラス |
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ブルーグラスという音楽は、アメリカでビル・モンローが現在の形をつくった、とあります。もちろん、モンロー以前にもオールドタイム、アイリッシュなどの影響もあって、どこまでアイリッシュで、どれがオリジナルのアメリカ生まれなのか、ということがトラッド曲の中ではよくわからないこともあるくらいです。その辺りの関連著書はアマゾンでも売っているみたいなので、参考にしてみてくださいね。
さて本題の、映画のなかのブルーグラス。どんな映画で聞けるの?ということで、過去に出た作品からいくつかをご紹介。リンク先でDVDなどの購入ができるようにしておきましたので、興味がある方は、ぜひどうぞ♪
『俺たちに明日はない』BONNIE AND CLYDE
昔からの映画ファンにはお馴染みの作品。これまた、ブルーグラス界の大御所、フラット&スクラッグスがバックの音楽を担当。名曲「Foggy Mountain
Breakdown」はここから生まれました。
『オー・ブラザー!』O BROTHER,WHERE ART THOU?
コーエン兄弟の作品。ナッシュビルのトラッド系のブルーグラス・プレイヤーが担当。主演のジョージ・クルーニが歌っていたと思い込んだ人も多いのでは?かけがえのない宝を求めて旅立った3人の脱獄囚の物語。
『コールドマウンテン』...COLD MOUNTAIN
舞台は南北戦争。恋人に会うために戦場を脱走するも、様々な困難が。この映画では、当時の、つまり、ブルーグラス以前の音楽の形がこの映画で垣間見れます。フィドル・チューンを中心にしたもので結構マニアックな曲も流れたりします。
『Songcatcher-歌追い人-』SONGCATCHER
ノースキャロライナへ楽曲調査へやってきた女性。彼女がその地に残る音楽と触れ合う中でのさまざまな人間模様を描いたもの。やはりブルーグラス以前のスタイルのものが出てきます。
【その他関連映画】
『愛と呼ばれるもの【字幕版】』THE THING CALLED LOVE
舞台はミュージック・シティと言われたテネシー州ナッシュビル。カントリー・ミュージックのソングライターとしての地位を掴もうとする若者たちのドラマ。早世の俳優、リバー・フェニックスの遺作。
『ビバリー・ヒルビリーズ』THE BEVERLY HILLBILLIES
古い世代では「じゃじゃ馬億万長者」で知られている映画です。ある日、石油を掘り当てたクランペット一家は大金持ちになり、ビバリーヒルズへ移住。しかし、洗練された都会でも、田舎の習慣が抜けきらない彼らのドタバタ喜劇。原版のTVドラマではフラット&スクラッグス、後年の映画化ではドリー・パートンが出演。
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